以前、アナウンスがあったドコモからのスマートフォン開発者用のAPI提供が11月11日より開始されました。
実際にドコモサービスでも利用されている機能のAPIが無料で開放されたわけで、開発者にとってはとてもうれしい限りです。
また提供内容もWeb API形式もあり、Androidに限らずiOSアプリでも利用ができると思います。
さらに利用にあたってもアプリの審査が必要ないAPIもあり、気軽に試してみることもできそうです。
docomo Developer support
http://dev.smt.docomo.ne.jpこちらがdocomo Developer supportのサイトです。
利用は無料ですが、まずはアカウントを作成します。メールアドレスと緊急用の電話番号と名前を登録すると仮登録が完了。
すぐに本登録用のメールが送信されるので、そのメールから本登録画面へ遷移し、パスワード設定すればアカウントの登録は完了です。
すぐ作成できます。
その後は各API毎にアプリを登録していく流れです。
提供API
以下は、2013年11月11日時点の提供APIの内容です。
API名称 | 概要 | 審査 |
---|---|---|
音声認識 | 電話機に向かって発声した音声を認識し、内容をテキスト化するAPI | なし |
文字認識 | 画像に書かれている単語とその位置を認識するAPI | あり |
雑談対話 | 会話文のテキストをもとに、自然でバリエーション豊かな雑談エージェントによる応答をテキストで返すことができるAPI | なし |
知識Q&A | 質問文のテキストをもとに、質問の意図を解釈し、データベースやWebサイトを検索して用意された回答をテキストで返すことができるAPI | なし |
環境センサー | ドコモ環境センサーネットワークにて観測した全国の環境情報(気温・降水量)の実況値を取得できるAPI | あり |
位置情報 | ドコモの基地局情報を利用し、おおよその現在地を提供 | ※別途審査 |
ドコモ ケータイ払い | ユーザのショッピングの支払いや有料コンテンツの購入等により発生した料金を携帯電話料金とあわせての支払いやドコモ口座からの支払いが可能となる手段を提供 | ※別途審査 |
これらは、しゃべってコンシェルやうつして翻訳などのアプリで活用されているものなので、十分な性能があると思います
ぜひ使ってみたいものです。
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